2025年9月1日
院長の三原誠です。日頃から多くの患者さんに「運動を生活に取り入れ、継続することの大切さ」をお伝えしていますが、実は私自身も数年前からDr.トレーニングでパーソナルトレーニングを受け続けています。2〜3年ほど前からスタートし、徐々に体力や持久力がつき、今ではその効果を日々実感しています。先日、Dr.トレーニングのインタビューを受けました(記事はこちら)。
その成果として、昨年、東京マラソンを無事に完走することができました。今年12月にはホノルルマラソンに挑戦する予定で、さらに来年夏には富士山登山にもチャレンジしようと準備を進めています。運動を継続することで、体だけでなく気持ちまで前向きになり、日常生活の質も大きく向上しました。
リンパ浮腫の患者さんにとっても、運動は治療の一部であり、生活の質を保つために非常に大切です。もちろん無理は禁物ですが、適切な運動を「継続」することが、むくみの改善や再発予防につながります。
私自身が挑戦を重ねているのは、「継続して運動をすることで、人は必ず変わる」ということを、皆さんに実感していただきたいからです。皆さんもぜひ、ご自身のペースでできる範囲から運動を始め、続けてみてください。私たちクリニックのスタッフも全力でサポートいたします。
2025年4月24日
三原誠医師・原尚子医師は、このたび克誠堂出版社より 『リンパ管エコー入門 ― 静脈エコーからのステップアップ』 を発刊いたしました。
本書は、私どもがこの5年間で発表してきた 20本以上の英語論文の研究成果を、わかりやすくまとめた内容となっています。
【リンパ管エコーの役割】
リンパ管エコー技術を活用することで、
・リンパ管静脈吻合術(LVA手術)が、より安全かつ確実に行えるようになること
・保存療法かLVA手術かで治療方針を迷った際に、拡張したリンパ管を確認することで、最適な治療選択が可能になること
が期待できます。
また、リンパ管エコーは 無痛で注射の必要がない検査 ですので、患者さまにとっても安心して受けていただけます。
【当院での診療の流れ】
当院を初めて受診される患者さまには、まず 確定診断のためにリンパシンチグラフィ をおすすめしています。そのうえで、リンパ管エコー検査は、治療方針の決定やフォローアップ に活用しています。
【「みえる化」で安心を】
当院には、リンパ管エコーを実践できる医師やセラピスト・看護師が複数在籍しています。検査で「みえる化」されたリンパ管を実際にご覧いただきながら説明を行うことで、患者さまご自身が納得したうえで治療に臨んでいただけるよう心がけています。むくみクリニックは、これからも研究成果を活かしながら、より良いリンパ浮腫診療を提供してまいります。以下、書籍紹介動画になります。
2025年7月1日
三原誠院長、原尚子医師は、慶應義塾大学産婦人科の木須伊織先生たちと共同で、子宮移植に関する研究を進めてまいりました。
このたび、これまでの10年以上にわたる研究の経緯が 国際医学雑誌に論文として発表されましたのでご報告いたします。論文の詳細はこちら。
研究の対象となるのは、生まれつき子宮のない患者さん(ロキタンスキー症候群)です。さらに、将来的には、若い年齢で婦人科がんの治療を受け、妊娠の可能性を失ってしまった方々の妊孕性再建も視野に入れ、研究を続けています。
日本では現在、慶應義塾大学病院で倫理委員会の承認がようやく降りた段階であり、まだ具体的な診療として始まっているわけではありません。しかし、私たちは、病気や体の条件によって子どもを授かる可能性が閉ざされてしまった患者さんにとって、新しい希望となる治療の選択肢をつくるために研究を進めています。
むくみクリニックは、これからも「一人でも多くの患者さんの救いとなる医療」を目指し、研究と臨床を誠実に積み重ねてまいります。
書籍の詳細はこちら ▶︎
http://www.kokuseido.co.jp/book/no-0609/
書籍紹介のYouTubeはこちら
https://youtu.be/owZzc0Dy2XI?si=SKlv0AU-QJ0La2PA
この技術の進歩により、LVA手術がより確実に行えるようになりました。患者さん一人ひとりに、より安心で精度の高い治療をご提供できることを嬉しく思います。
科学的研究で、1日平均7,000~10,000歩歩くことが、100才まで元気に歩く鍵だと証明されています。製本している手帳もクリニックにはありますので、当院来院時にスタッフにお声かけください。
当院受診されていない方は、
📥 PDFをダウンロードし、プリントアウトしてご活用ください!
むくみクリニックのスタッフも皆さんを応援しています。一緒に元気に歩き続けましょう! 🚶♀️🚶♂️
2026年度版のダウンロードはこちらから。https://drive.google.com/file/d/1GPZLrwjEeHEXothcsOqZSvPSsBnppymv/view
院長の三原は、バルセロナでの国際マイクロサージャリー学会での発表と、ケンブリッジ大学での招待講演・医療チームとの討論を予定しております。しっかりと学び、休息を取り、休診明けからまた精一杯診療にあたります。
ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
蜂窩織炎等の緊急対応についてはこちらをご確認ください。→リンク先
尚、今年のゴールデンウィーク中は診療を行います。
2024年4月 私ども(三原・原)がソニーグループ株式会社(以下、ソニー)
※ソニー・ホームページには三原・原のインタビュー動画も掲載されています。
2024年12月28日(土)~ 2025年1月5日(日)休診
しっかりと休んで、またリンパ浮腫患者様のためにしっかりと診療を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
ご確認事項に関しましては、12月26日までにご連絡いただけますと幸いです。(12月27日の午後からはご連絡が繋がらなくなります。)
蜂窩織炎等の緊急対応につてはこちらをご確認ください。→リンク先
むくみクリニックでは、患者さんが安心して治療を受けられるよう、新型コロナウイルスやインフルエンザ対策を徹底しています。
全熱交換器(ダイキン社ベンティエール)を全室に設置
院内すべての部屋に高性能な全熱交換器を導入し、常に新鮮な空気を取り入れながら、定期的な換気を行っています。
清潔な環境の維持
診察室や待合室は定期的に消毒し、清潔な環境を保っています。
スタッフの感染対策
スタッフは手指消毒、マスク着用を徹底し、感染予防に努めています。
患者さんが安心して治療に専念できる環境づくりを、これからも大切にしてまいります。
どうぞ安心してご来院ください。
来年は、ホノルルマラソンにも挑戦する予定です。少しずつ自分のペースで前に進むことが、どんなに素晴らしいかを実感しています。リンパ浮腫の患者さんもマラソンは難しくても、ウォーキングから始めてみるのはいかがでしょうか?
2019年に発表されたキャンサーサバイバーの運動ガイドライン(詳細は以下/2024年10月20日版)では、週に2時間半の運動でがんの再発率や発生率が低下し、気持ちも前向きになることが示されています。さらに、リンパ浮腫の症状も改善することが期待できます。皆さんも一緒に、運動の力でより健康で明るい毎日を目指しませんか?あなたの一歩一歩を、心から応援しています!
2024年7月18-20日に開催された日本婦人科腫瘍学会(鹿児島)にて、私どものリンパ浮腫診療(LVAにて蜂窩織炎抑制)が、応募総数700演題の中から、学会賞(優秀演題賞/三原誠・原尚子)に選ばれました。主な研究内容はこちら。
がん治療を担当される婦人科医の先生方に、私共の診療内容をご評価頂けた結果だと思います。当院では、これからも科学的なデータに基づく診療を行います。
2023年12月13日 当院で第2回目のJAL接遇研修を開催しました。現役のチーフキャビンアテンダント方にご来院頂き、スタッフ間でグループワークを行いました。
私どもは、患者様1人1人に安心して受診頂けるクリニックを目指しています。もし、当院に改善希望があれば、院長宛に直接ご連絡ください。真摯に改善し、患者様のご期待に沿えるよう努力致します。