痛みが強くなければ、発赤が残っている時期でも弱圧の圧迫を行った方が炎症の改善が早い印象があります。 当院では、蜂窩織炎を発生した際にも、弱圧ストッキングの装着をお勧めしています。
主治医が、リンパ浮腫の蜂窩織炎に詳しく無い場合もしばしばございます。その際は、主治医の先生の判断の下、治療を進めてください。 当院では、抗生物質を2-3日投与し、安静を心がけてもらっています。症状が悪化するようであれば、入院も検討します。
初めて蜂窩織炎を発症された患者さんはとても心配だと思います。症状が落ち着いた段階で当院受診をお勧めします。医師診察予約が混んでいる場合は、セラピスト外来でご相談にのることも可能です。
※原則として、主治医の判断に従ってください
【蜂窩織炎が疑われるときの対応について】
リンパ浮腫の患者さんでは、発熱、寒気、赤み、痛み、急な腫れの悪化などが起こることがあります。
このような症状がある場合、蜂窩織炎の可能性があります。
蜂窩織炎は、早めに対応することで悪化を防ぎやすい病気です。
不安なときに「今どうすればよいか」がわかるように、本ページに対応方法を詳しくまとめています。
YouTube動画でも、できるだけわかりやすく説明していますので、あわせてご確認ください。
【まず大切なこと】
蜂窩織炎が疑われる場合、当院へのお問い合わせや受診を待つよりも、早めに抗生物質による治療を開始することが大切です。
当院から予防的な抗生物質、または緊急時用の抗生物質を処方されている方は、処方時に受けた説明や本ページの内容に沿って対応してください。
ただし、症状が強い場合、急に悪化している場合、全身状態が悪い場合は、自己判断だけで対応せず、かかりつけ医、近隣の救急病院、皮膚科、訪問診療などに早めに相談・受診してください。
緊急時は、近くの医療機関での対応が優先です
蜂窩織炎は、症状が急に進むことがあります。
そのため、緊急時には、遠方から当院を受診するよりも、まずは近くの医療機関で抗生物質治療を受ける方がよい場合が多くあります。
特に、以下のような場合は、当院からの返信を待たず、救急外来や近隣の医療機関を受診してください。
・発熱や強い寒気がある
・赤みや痛みが急に広がっている
・急に腫れが悪化している
・ぐったりしている、意識がぼんやりする
・水ぶくれ、紫色の変化、強い痛みがある
・抗生物質を内服しても症状が悪化する
・ご本人やご家族が「いつもと違う」と感じる
判断に迷う場合は、救急安心センター事業 #7119 に相談することもできます。
#7119(携帯電話から連絡)では、救急車を呼ぶべきか、今すぐ病院を受診すべきかなどについて相談できます。
ただし、明らかに緊急性が高い場合は、#7119ではなく 119番 へ連絡してください。
【身体を休めることも大切です】
蜂窩織炎は、虫刺されや傷などがきっかけになることもありますが、リンパ浮腫の患者さんでは、疲れ、寝不足、体調不良などで身体の抵抗力が落ちているときに起こることもあります。
抗生物質による治療とあわせて、無理をせず、できるだけ身体を休めてください。
可能であれば、いつもより少し長めに睡眠をとり、安静を心がけることも大切です。
【予防について】
リンパ浮腫に合併する蜂窩織炎は、日頃の保存療法、適切な圧迫療法、体重管理、皮膚のケア、必要に応じたLVA手術などにより、発症を減らせる可能性があります。
蜂窩織炎の予防については、以下のページにまとめています。
【蜂窩織炎の予防についてはこちら】
https://www.mominoki-shinryosho.jp/cellulitis/
蜂窩織炎を繰り返している方も、「また起きたらどうしよう」と一人で抱え込まなくて大丈夫です。
早めの対応方法を知っておくこと、緊急時に相談できる医療機関を決めておくこと、日頃から予防に取り組むことが大切です。
むくみクリニックでは、患者さんが安心して日常生活を続けられるよう、蜂窩織炎の治療だけでなく、再発予防も含めてサポートしていきます。

※水分や食事が取れない場合は、入院適応となる可能性があるので、早めに救急医療機関の受診をご検討下さい。
※確率は高くないのですが、重症化(壊死性筋膜炎等)する場合もあるので、翌日以降も症状が悪化し続けるときは救急医療機関の受診をご検討下さい。
それぞれのサービスにおいて、対応エリアが異なりますので、事前にご確認お願いします。心不全や、深部静脈血栓症、蜂窩織炎発生した場合でも、自宅に往診してくれるため、とても心強い医療サービスとなります。コロナ対応にて、受け入れが不可能な状況もありますので、事前にご確認お願いします。
自宅に医師が往診してくれるサービスです。蜂窩織炎の治療は、患肢の安静とクーリング、抗生物質投与(内服 or 点滴)となります。緊急で受診を希望される患者さんは、ぜひご相談ください。対応エリアや、対応時間に関しては、事前に電話(0120-897-146)にてご確認お願いします。
24時間対応の救急医療機関案内サービスと、地域の代表的な救急病院をご紹介させて頂いております。まずは、かかりつけ医にご相談の上、救急病院の受診をご検討ください。 ご紹介させて頂いた医療機関以外にも、多くの優れた救急病院がございますので、ご自宅の近くの救急病院に対応のご相談をお願いします。 その際、救急の医療機関案内サービスに事前相談されることをお勧めします。
JR東京総合病院受信中の患者様は、皮膚科または救急外来にて蜂窩織炎治療をお受けください。受診前にまずは、電話連絡(代表; 03-3320-2210)にて対応をご相談ください。日常的に、当院と連携して治療を行っています。
救急集中治療科(救急外来部門)では、断らない救急医療をモットーに24時間365日の受け入れを行っております。事前に電話連絡(047-351-3101)の上、受診の指示を仰いでください。
ER総合診療センターでは、断らない救急医療をモットーに24時間365日の受け入れを行っております。事前に電話連絡(04-2953-6611)の上、受診の指示を仰いでください。
以上の救急対応サービスにご連絡頂いても受け入れ医療機関が見つからない場合や、診療情報提供書が必要な場合は、お問い合わせフォームより、ご連絡下さい。内容をご確認次第、あらためてこちらからご連絡させて頂きます。
※できるだけ速やかな対応を心がけておりますが、業務状況により、ご連絡までお時間がかかってしまう場合があります。
疲れ気味や睡眠不足などの理由で、身体の免疫機能が低下し、蜂窩織炎が発生しやすくなります。
蜂窩織炎が発生すると、リンパ浮腫自体が悪化すると共に、蜂窩織炎の発生頻度が増加し、社会生活を送ることが難しくなります。
そのため、当院では、医学的な見地より、リンパ管静脈吻合術による蜂窩織炎の発生予防をお勧めしております。
蜂窩織炎にお悩みの患者様は、早めにご受診下さい。私どもは皆様が蜂窩織炎に悩まされず、安心して日々の生活が送れるよう精一杯サポート致します。
診察予約はこちら。※3ヶ月先まで予約可能です。
外来予約はこちら(3ヶ月先まで予約可)。