東京 新宿・代々木のリンパ浮腫の診療所

むくみクリニック(旧;モミの木診療所)について


あなただけの為に、あなただけの診療所

むくみクリニック(旧;モミの木診療所)では1日1件または2件の手術を行っており、患者さんやご家族同士が顔を合わせることがないようプライバシーの配慮を行っております。術前外来や手術当日において、診療所スタッフ、待合室、手術室、リカバリールームはあなた(患者様・ご家族やお付き添いの方)だけを迎えるために準備しています。あなただけの為に、あなただけの診療所として、丁寧で柔軟性のあるホスピタリティを提供できるよう心がけております。  ※通常の保険診療によるお支払いのみとなります。※生活保護法指定医療機関ではありません。 


2023年4月1日に、むくみクリニックは移転します。移転後の新しいクリニックに関する、新規患者様向けもホームページも開設致しました。詳細はこちら


むくみクリニック(旧;モミの木診療所)は、完全予約制のリンパ浮腫日帰り手術クリニックです。
動画では、むくみクリニック(旧;モミの木診療所)内の案内と各機材についての説明をわかりやすく編集しています。患者さんをはじめご家族の方のご不安な点を少しでも解消できればと思います。


むくみクリニック(旧;モミの木診療所)は、とても小さな診療所ですが、論文発表や学会発表などの豊富な医学的エビデンスを有し、年間のLVA(リンパ管静脈吻合)手術件数400件(肢)超の手術経験を持つ医師、最新の医療機器を揃えております。

また、患者さんのかかり付け医療機関とも連携を図り、安全で安心な手術ができるように

なっています。


患者さんやご家族のご要望があれば、日帰り手術の様子などを付き添いの方も手術室の中で、一緒に見学していただけるシステムになっています。※コロナ感染対策のため、現在は中断。

 

ご家族の皆様や付き添いの方にもリンパ浮腫をより一層身近に感じていただけるように、日帰り手術の術前説明や見学など、どうぞご遠慮なく一緒にお越しください。

※プライバシー保護を大切に考え、患者さん同士が顔を合わせることがないように配慮しております。


むくみクリニック(旧;モミの木診療所)の特徴

モミの木診療所は、JR代々木駅より徒歩2分、新宿駅より徒歩7分、JR東京総合病院より徒歩3分のリンパ浮腫の日帰り手術専門クリニックです。JR東京総合病院、ベテル南新宿診療所、名古屋第二赤十字病院との連携で、患者さんの状態に合わせた最善の治療を提供致します。

 

LVA(リンパ管静脈吻合術)手術を年間400肢以上執刀している、三原誠医師が手術を担当致します。手術前にICGリンパ管蛍光造影検査、エコー検査を実施することで、より確実で、かつ安全性の高い手術を実施することが可能となりました。(日帰り手術となりますが、入院手術と比較して安全性、治療効果は同じです。2018年11月より診療を開始しましたが、術後の異常出血や、永続する神経障害等の合併症は生じておりません。)


当診療所では、Made in Japan の医療器具(手術用顕微鏡、手術用器具、手術針、画像装置、超音波装置)を用いて、LVA手術を実施しております。

 

2006年には手術用顕微鏡・手術針がものづくり大賞(経済産業省主催)にて内閣大臣賞を受賞しております。これらの医療器具は、日本の卓越した技術を持つ職人が心を込めて作っており、私たち外科医は、彼らが託してくれた「職人魂」を引き継ぎ、高いレベルの手術を実施するよう心がけています。



徹底したコロナ感染対策

 

 

当院では、徹底したコロナ感染対策・3密対策を行っております。完全予約制とし患者様やそのご家族が、他の患者様と顔合わせしないよう予約スケジュールとしております。また、診療所スタッフも徹底したコロナ感染対策を行っております。安心して受診して頂ければと思います。

 

※PCR検査はご自宅の近くの医療機関か、郵送で対応してくれる「にしたんクリニックPCR検査・ 24時間問い合わせ 0120-222-545 」等をご利用ください



最新版パンフレット(jr東京総合病院)

2021年12月1日 

JR東京総合病院リンパ外科のパンフレットを改訂致しました。ダウンロードはこちら(PDF)

(注)むくみクリニック(旧;モミの木診療所)では、三原医師による診察(JR東京総合病院・ベテル南新宿診療所・名古屋第二赤十字病院)にて日帰り手術の適応を判断された方のみ、日帰り手術を受けて頂けます。


手術用顕微鏡(内閣総理大臣賞受賞)


MADE IN JAPAN

2009年の第3回ものづくり日本大賞において三鷹光器の世界最高倍率の手術用顕微鏡(当時50倍)は「内閣総理大臣賞」を受賞しました。

その後、三鷹光器と私どもの共同研究で世界最高倍率100倍の手術用顕微鏡(MM100)を2011年に制作し、それから更に進化した手術用顕微鏡を今回、モミの木診療所にも導入しています。


世界最高倍率の手術用顕微鏡(100倍)の開発風景(右が三原)


世界最高倍率の手術用顕微鏡(2011年版)

診療所には、より進歩した手術用顕微鏡が導入されています。

ご本人やご家族がリアルタイムで手術を観察して頂くため、大型モニターも設置しております。このような三鷹光器製の高倍率顕微鏡を、クリニックへ設置したのは初めてとのことです。


CANON社最新式の超高周波エコー導入(Aplio i700)

2022年5月15日 CANON社最新式の超高周波エコーを導入しました。この装置導入により、これまで不可能とされた、0.2mm程度のリンパ管や静脈の同定を「術前に」実施することができます。より「確実な」検査が可能となります。

※本装置は、CANON社の最新技術を惜しみなく投入された1億5千万円を越える値段の装置となります。

左下図は、従来使用していた日立社製エコーで、右下図はCANON社製エコーです。CANON社製エコーの方がより詳細にリンパ管(0.2-0.5mm程度)の位置や状態を評価することができています。より「安全で」、「確実に」手術が実施可能となります。本装置のLVA手術での有効性に関して、世界で初めて私どもが論文報告しております(PRS Global open 2021 march)。 ※黄色矢印がリンパ管、青色矢印が静脈。


手術器具開発(グッドデザイン賞受賞)


GOOD DESIGN AWARD 受賞 / 2010年 MADE IN JAPAN

モミの木診療所では「2010年のGood Design Arward」 を受賞した手術用器具を導入しております。

これは、株式会社EMIファクトリーと、私ども(東京大学形成外科/光嶋勲名誉教授)との共同研究にて開発した手術器具です。

現在は更なる改良が加わり、より使い易い道具に進歩しております。美しく、高精度な手術器具をぜひご覧下さい。


受賞対象名 世界細先端のチタン製手術機器 [togari-MiharaM5]
 事業主体名  株式会社EMIファクトリー
受賞企業

東京大学医学部 形成外科・美容外科 (東京都) /

東京大学医学部 (東京都) 
東京大学 (東京都) 
イーエムアイファクトリー (東京都) 

受賞番号 10D01004
受賞概要

2010年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要 超微小針糸の開発は、直径0.5mm以下の微細血管を吻合する超微小血管外科「Super-Microsurgery」を可能にしつつある。この技術は日本が誇る世界最先端の手術テクニックである。これに伴い、超微小針糸を的確に操作するため周辺機器の充実は必要不可欠である。しかし、超微小針糸の開発は、直径0.5mm以下の微細血管を吻合する超微小血管外科(Super-Microsurgery)を可能にしつつある。これに伴い、超微小針糸を的確に操作するため周辺機器の充実は必要不可欠である。株式会社EMIファクトリーは、持針器の材質にチタンを使用することで、軽く、磁性を帯びず、加工が容易な持針器を開発した。

世界最小の手術針


MADE IN JAPAN

診療所では、世界最小の手術針を使用して正確な手術を実施致します。私たち外科医は、この手術針を製作する方々に感謝を感じながら手術を行っております。


ICGリンパ管蛍光造影装置


MADE IN JAPAN

最新の PDE-Neo (浜松ホトニクス)を使用して、詳細な術前検査を実施しています。本装置の導入によりリンパ管をリアルタイムで観察することができました。

超音波装置を用いたリンパ管評価


MADE IN JAPAN

私どもの診療チームは、集合リンパ管の硬化所見を超音波装置(Noblus/日立アロカ)にて無侵襲に観察することに成功しました(Mihara et al. JPRAS 2018)。本技術の導入にて、手術前に吻合する血管(静脈)・リンパ管を同定することが可能となりました。